お子様の歯並びを治す床矯正治療とは
歯の矯正は全ての歯が生え揃ってからと考える方は多いと思いますが、今は少し状況が変わってきています。
一昔前まではその考え方が当たり前でしたが、現在は「床矯正」という治療方法があり、歯が生え揃っていないお子様にも矯正治療を行うことが出来るのです。
普通の矯正は、歯を抜いたりワイヤーを使用して歯を無理やりに整列させますが、床矯正は子供の顎を正常に発育させて歯並びを整える矯正治療です。
歯が生え揃ってから矯正治療を始めると、治療が難しくなり、それだけ時間が掛かってしまいますが、歯が生えそろう前に床矯正治療を行うことにより、通常の矯正治療よりも早期に歯並びを矯正することが出来ます。
矯正をせずそのまま放置してしまうと…
矯正治療を怠り歯並びが悪いまま成長してしまうと、様々なデメリットが発生するのはご存知でしょうか。
歯並びが悪いと、歯磨きをする時にすべての汚れを落としきることが出来ず、歯周病の原因になりますし、肩こりや頭痛も引き起こしてしまうなど、大変厄介なことになります。
また、歯並びが悪いと顎の発達に影響が出るため、輪郭が変形してしまい、顔立ちが左右非対称になってしまう可能性もあります。顔立ちに影響が出ると、その後の人生にまで深刻な影響を与えてしまう事もあるのです。
上記のような事になる前に、早め早めの治療が大切ですので、歯並びで気になることがあればお気軽にご相談下さい。
早めの矯正が治療費用と時間の短縮になります
矯正治療といえば治療費が高く付くというイメージが有りますが、床矯正は歯が生えそろう前に治療を始めるため、通常の矯正治療のような複雑な治療が必要になる前に治療する方法ですので、早期且つ治療費用の軽減にも繋がります。
床矯正は早い内に行えば行うほど高い効果が得られ、お子様のためにもなりますので、お子様の歯並びに不安を持っていられましたら、先ずはお気軽に当院へお越しください。お子様に合わせた治療法をアドバイスさせて頂きます。
事例紹介
当院で対応した事例を幾つか紹介します。
下顎の床矯正(下顎叢生)
下顎の前歯は、6才までに生えます。
この時期に前歯が重なっていたら治療をすぐに開始しましょう。
様子を見ていても何の解決にはなりません。
症例
- 早期の治療ならば1~2個の装置で治療は終了します。
- 犬歯の萌出前ならば横に広げること繰り返せば治療は終了します。
- 犬歯が萌出後は次の症例のように治療が複雑になります。
- 犬歯の生える10才前に治療を終了しましょう。
45度週2回の回転を基本として、床を拡大します。
痛くなければ巻く回数を任意で増加します。
拡大後はワイヤーで歯を前後からサンドイッチにして歯の位置を修正します。

下顎は、機械的に2度顎を拡げました。重なりが少なければ1回で拡大は終わります。そしてしっかり噛むことで、本来の口の機能を取り戻し、本来のかみ合わせにつながります。
自分の咬む能力で自分を治癒させること(生物学的機能療法)が自然の摂理です。

当院で採用している予防矯正について
当院で採用している予防矯正Trainer System™についてご説明します。
Trainer System™はどのような働きをするのか。
Trainer System™は口腔筋を訓練し、萌出する歯を誘導するように設計されています。
この装置は以下の効果により歯列と顎を正しく発達させます。
- 上顎の正しい位置に舌を置くように訓練します。
- 乱れた歯並びの原因となる間違った嚥下を改善します。
- 鼻から呼吸をするように訓練します。(顔豹の発達や健康面においても重要です。)
MRC Trainer System™は乱れた歯並びに軽い力が加わるように設計されています。
毎日の使用が前歯を揃え、顎の拡大をサポートします。
また原因を治療することで子どもが本来もっている自然な成長を促し、顔豹の発達を改善します。
当院で使用するマウスピース『T4K®Appliance』



月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 9:00-12:00 |
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午後 13:30-18:00 |
○ | ○ | ― | ○ | ○ | ○※ | ― |
- 休診日
- 水曜・日曜・祝祭日
、ゴールデンウィーク
(診療日の確認をして下さい)
、年末年始

098-868-0355

西消防署通りに入り、直進450m(車で約2分)左手看板が目印です。